レッスンのようす
長い間の試行錯誤を経て、初心者がうまくなるためのカリキュラムを作りました。
そして、実際に、そのカリキュラムを使ってこんな風にレッスンしてます。
■1・目次
今日、これからやるレッスンについて、今日はなにをするのか
お話ししてからレッスンを始めます。
■3・新しい知識を教えるときの様子
滝田:
「じゃあ、今日はコードについて説明するね
まず、コード表の見方なんだけど、
この前、音の名前(音名)と、ギターのフレットと弦の話をしたよね?
このGっていうコードをギターコード表から探すとどのコードになる?
この前教えたことを使って考えてみてね。
(数分経過)
そうそう、このコードになるやん、同じように、ここに書いてある
4つのコードを全部、探してみてくれない?
(数分経過)
ん?わかった?
そうそう、あってる、あってる、
これで、音名とコード表のことは少し分かって来たよね?
じゃあ、次に、実際この曲を弾くためには…………」
という風に、分からない人の立場に立って、
「え?そんなの聞いてないよ」ということがないように気をつけてます!
基準は、「なにも知らなかったアホアホな昔の僕が聞いても分かるように説明する」です(笑)
かなり分かりやすいはずですよ!なんたって、本当に僕なんにも知らなかったし(笑)
「伝わらないのは、自分の説明力が不足してるからだ」と肝に命じてレッスンしてます。
そんな風に知識を知ってもらってから、
「あ、この前聞いたあの知識を実際やってみるとこうなるんだ!」
と思ってもらえるように、段階を追ってカリキュラムを組んでます!
■4・身につけるためにやってみる
僕がレッスンで教えた新しい知識を、身につけるために実際練習してもらいます。
なんでもそうですけど、頭で分かっていても、いざやってみると出来ない
ってことありますよね?
ギターもそれと同じなんです。
どうしたらいいか、どうしたいか分かっていても
それを身につけるためにギターを弾かないと上手くならないんですね。
■5・宿題、家でどうやってギターを弾くか
それと、もう一つ力を入れているのが、
「レッスンが終わった後、家に帰ってどんな風にギターを弾けばいいか」
ということなんです。
実際、レッスンだけでギターが上手くなる人はほとんどいません。
ギターのレッスンは1時間くらい。
家で過ごす時間に比べたら圧倒的に少ないですよね?
だから、家でどういう風にギターを弾くかが大きなポイントになります。
その大切な家での時間を上手く使ってもらうために、
できるだけ効果があるように、出来るだけ具体的に、
どんな練習をしたらいいか話あうのです。
滝田:
「いまは~~って曲をやろうとしてるよね?
いまはまだ今週やり始めたばかりだから、全然弾けへんけど
まず、~~して、それができたら~~できるようにして
それで、次は~~できるようになったら、この曲弾けるようになるやん
じゃあ、今週はこういう風にギターを弾いて、
~~出来るようになったらいいよね?
どう、今週一週間でできる?
お、やる気あるねー!(笑)
そしたら、次のレッスンまでに何回、何日くらいギター弾けるかな?………」
結局、家でギターを弾く時間があなたのギター人生の中心になるんですから
その時間を有意義に、楽しく過ごしたいですよね?
■2・前回のレッスンの課題を復習する
そのようにして家で弾いて来たことを、次のレッスンで確認します。
上手く行っていたら、次のステップに進みますし、
上手くいかないようなら、なんで上手くいかないか、どうやったら
上手く行くか考えて、ギターを弾いてもらいます。
例えばこんな感じです。
滝田:
「この前のレッスンでは~したよね?
で、今日までにやってくることが~だったよね。
どう?出来た?上手くなったかどうかやってみてくれる?
おお!出来てるやん?
けっこう頑張った?
そうやろねー、頑張ったのが分かるわー!!!」
という風に。
最近ではより成果を出す為にテープレコーダーや
録音する機械を使って、課題の確認作業をやってます!
いってみたら、自分の演奏をレコーディングするわけです!
自分の演奏を客観的に聞けるし、自分の演奏が残るし、
この方法はかなり効果がでます!
細かく書くときりがないので、これくらいにします。
カリキュラムを使って、例に出したみたいにレッスンを進めて行ってるんです!