楽器を手に入れる
楽器を手に入れる
さて、どんなギターが欲しいか、おぼろげながらでも見えてきましたか?
まだどんな自分がどんなギターを買えばよいか全然わからない人は、
あなたのギターはあなたが決めるを見てみてくださいね。
自分の求めているギターがぼんやりとでも見つかったら
今度はそれを手に入れる方法を考えてみましょう。
楽器を手に入れる方法にはどんな方法があるんだろう?
と疑問に思うかも知れないので、リストアップしてみました。
1. 楽器屋に出かける
2. 通販で買う
3. 友達・知人から買う、もらう
4. Yahoo オークション
5. リサイクルショップ
他にもあるかもしれませんが、メジャーどころはこんなものでしょう。
ということで、あなたが欲しいギターをこれらの方法を使って探していきましょう。
と、その前に
これら各方法の中から自分にあった方法を選ぶポイントについて考えてみましょう。
(選ぶポイント?)
そうです。各方法はそれぞれ、特徴を持ってますので
その特徴を知った上で方法を選ぶと
あなたにとって最適な方法でギターを手に入れれるんじゃないか、と思います。
そのポイントってなにか?といいますと
* お得感
* 選べる商品の量
* 製品の質
* 時間
* 気軽さ
* 納得度
です。
もっと詳しく言うと
「お得感」 簡単に言ったら「やった!得した!」という感じがあるかないか(多い 少ない)
「商品の量」 ギターを選ぶ時にどれだけの選択枝があるか(多い 少ない)
「製品の状態」 ギターの本体のコンディション(良い 悪い)
「時間」 商品を手に入れるのにかかる時間(早い 遅い)
「気軽さ」 気軽に商品を買うことができるか(気軽 気軽じゃない)
「納得度」 「気に入った!」と納得できるかどうか(納得した後買う よくわからず買う)
となります。
僕らはなんとなく上記のことを気にしながら方法を選んでいるんだと思います。
さてさて、前置きが長くなったので、ギターを買う方法を決めるために
各方法のポイントを整理してみましょう。
一つの項目を5段階評価して(1が評価が低く、5が評価が高い)
もっとも、重要だと思われる「納得度」の項目では得点を倍にしてみました(ボーナスみたいに)
で、それを足した得点を合計して、ギターを選ぶ方法として、なにが良いか?ということを
考えてみました。いろいろ書いたので参考にしてみてください(あくまで参考程度に)
すると、こんな感じになりました。
あくまで目安ですが、やっぱり自分で楽器を試奏できるのとできないのでは
ギターを買う時の安心感、納得度が違いますよね?
ということで、楽器屋や友人・知人・リサイクルから買うという方法に納得度ポイントをあげました。
ぼくの周りのミュージシャンもギターに関しては、楽器屋か友人(ミュージシャン仲間)から
買っているケースがほとんどです。
では、続いてそれぞれの方法の長所と短所を見ていきましょう。
各方法がどんな人にオススメか、どんな人にオススメできないか書いておきましたので、
参考にしてください。
◆楽器屋
◆長所:楽器を試奏できる(ギターが自分の手に体にあうか分かる、音を聞ける)
ギターのコンディションがしっかりしている
実際見れる、値段交渉しやすい、
◆短所:店員さんに取り憑かれる、何弾いていいかわからない、
なんとなく恥ずかしい、何件も回ろうと思うと時間がかかる
◆こういう人にはオススメ:
ある程度ギターが弾ける人、ギターの善し悪しが判断できる人、実際弾ける人がついて行ってくれる人、
物怖じしない人、人の意見に流されず自分でものごとを決めれる人、(初心者でも)勇気のある人、
根気よく自分にあうギターを探してみてまわれる人、
◆こういう人にはオススメできない:
恥ずかしがり屋さん、店員さんの言いなりになってしまいそうな人
◆まとめ:
僕がもしギターを買うなら楽器屋さんに行って買います。理想のギター像を決め、何件も何件も回って
何本も何本も試奏して「こいつだ!」というギターを見つける覚悟で探して買います。
でも、一応このコーナー初心者向けに書いているので、あなたがギター情報通や玄人ではないとして
話させてもらいます。
◆上手に買うコツ:
初心者のあなたが楽器屋からギターを買う場合は
・知り合いのギター弾ける人についてきてもらい、ギターを実際弾いてもらう
同じ曲を弾いてもらって、音の違いなどを感じたり、色・形が好きか?、ギターは持ちやすいか?
などをチェックすればいい買い物ができると思います
・2.3件楽器屋をまわり、感じがよく親切な楽器屋を見つける、そして、その人に
自分の希望を伝えて、ドンドン、ドンドン説明を聞く、弾いてもらう
あまり何も知らないような店員さんの場合は人を買えるか、楽器屋を変える
◆ひとことメモ:
ついて来てくれた人の考えもかなり偏っている場合があるので(笑)←ありそう…
なるべく、客観的に物事をみれる人を選んだ方が良いかもしれません
お金を出してギターを買い、弾いていくのはあなた自身なので、価値観をしっかり持って
自分の意見を大切にして欲しいと思います。
納得いかなかったら「買わないぞ!」という強い意思を持っているくらいでちょうどいいかも
◆ひとことメモ:
ほとんどの楽器屋さんが、しっかり調整したギターを販売していると思います。
でも、なかには、ただ売るだけでギターの調整をしてない楽器屋もあるので注意を
店員さんをよく見て信用できなかったら、そのギター屋で買うのは止めておきましょう。
(これは「楽器屋」だけでなく「通販」でもあてはまります)
行ってみたい楽器屋さん情報
マーチン
いいとこあったら教えてくださいな
◆Yahoo オークション
◆長所:いろんなギターが選べる、定価より安い(たぶん)、家にいながらギターが買える、
◆短所:試奏できない、商品がきちんとしているか不安、相手を信用できるか不安
◆こういう人にはオススメ:
オークションに慣れている人、通販で購入を考えている人、中古でもいい人、
◆まとめ:これはなにげに良い方法かも知れない。
さっきチラっとyahoo オークションで「ギター」と検索してみたら
エレキギター:11347件
アコースティックギター:3366件
クラシックギター:564件
と、ものすごい数を取り扱っていることが分かった!
もちろん、全部がギターじゃないと思うけど、これはいい!
けっこう良いギターが安くなっているし!
中古でも気にならない人、実際弾いてみなくても買おうと思う人
オークションで上手く落札する方法を知っている人にとっては
この方法はかなりおすすめできるかも
◆上手に買うコツ:
実はオークションやったことなんです……
スイマセン……調べておきます……
◆通販
◆長所:インターネットの通販なら、いろんな商品を比較検討できる。じっくり自分のペースで選べる
実際その場所に出向かなくてよい、家にいながら検索だけで何本もギターを見れる。
◆短所:試奏できない、実物がみれない、(触れない、音が出せない、)、イメージと違う商品が届くかも
◆こういう人にはオススメ:
カタログショッピングが好きな人、楽器屋にはあまり行きたくない人、お見合い結婚がしたい人??
あこがれの人が使っているギター、思い入れがあるギターが決まっていて楽器屋が嫌な人、
詳しいことはよくわからないけど、とにかくギターを手にしたいという人、近くに楽器屋がない人
◆まとめ:
ギターを始めるという意味では通販はかなり利用されているシステムだと思う。
初心者の時は楽器屋に出向くのが嫌だったりするし(なんとなく恥ずかしくて&わからなくて)
楽器の善し悪しも分からないから、「ええいっ!」と思い切ってギターを買ってしまう
というスタートもありかも知れない。
◆上手に買うコツ:
初心者のあなたが通販でギターを買う場合は
インターネットの場合:(ちょっと待って)
電話の場合:
電話をして注文する場合、店員さんとコミュニケーションがとれるので
どんな商品が欲しいか等の基本的な質問を伝えた後
「店員さんの名前を聞く」といいんじゃないかと思う
さらに
「~さんって、←聞いた名前をいう、ギター詳しいですよね?」
みたいに煽ってみる&プロとしてのプライドを感じてもらう
さらに、
「店にある、この商品の中で一番質の良いギターを送ってくださいね」
と思ってはいるものの、あまり言わない自分の希望を伝える
とどめに
「商品の質が気に入らない場合は返品ってどうしたらできますか?」
と返品について聞く
最後に
「通販って実際ギターが弾けないから心配なんですけど、~さんを信頼してますから!」
と本気で信用してるよ、と伝える
(人はみんな、誰かに信頼されたり、感謝されたら嬉しいもんだと思う、たぶん……)
とにかく、うるさい客になる+信頼して任せる。
(誤解しないで欲しいのは「嫌な客」になれと言っている訳ではないということ。
自分の要望をきちんと相手に伝えて、なるべく良いギターを手にできるように、
当たり前のことを感じよく聞こう)
同じお金を払うんだから、良いギターを手にしたもんだ。
(このやり方……俺は結構やらしいっすね 笑)
(楽器屋のみなさん、見ていたらすいません、僕はただ、みんなに良いギターを弾いてもらいたいだけなんです)
◆ひとことメモ:
通販といえど、基本は人対人、信頼できる人を見つける方法が電話やインターネットに変わっただけ
きちんと「信頼してますよ」と言える人を見つけて、「お願いだから良いの送ってね」と本心から言おう
◆ひとことメモ:
そういえば、思い出したけど、僕の一番初めにギター(5万くらいのフェンダージャパンのストラト)は
通販という方法で買った。あの時はなにも分からなかったし、近くにそれほど楽器屋もなかったし、
あこがれの人が使っているギターをどうしても手に入れたくて、通販で買ったなー
あれから、10年以上経ったけど、あのギターは人にあげちゃったなー……
でもあのギターでいっぱい弾いたなー……
以上 ちょっとノスタルジックな話でした。
あ、そうそう、
通販って、確かに商品いっぱい見れるし便利ですよね
でも「店多すぎ…、いいお店探すだけで疲れる」ってなりませんか?(笑)
わかります。お店多すぎます…
「楽にいろんな、しかも良さそうなお店が探せたらいいのになー」
そんなあなたの希望をかなえるサイトを発見!
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◆ 何万本ものギターが!楽器市場!
・欲しいものをズバ!と検索!
◆友達・知人
長所:気軽、値引きがかなり期待できる(もしくは借りれる、もらえる)、実際弾ける、もっとも気軽、
短所:ギターの状態がぼろぼろだったりする、あまり種類を選べない、借りた場合は気を使う、
好きにはできない、好みのギターを見つけるまで時間がかかりすぎる
◆こういう人にはオススメ:
ギターを持っている友達・知人がいる人、借りたものを大切に出来る人、
あまりギターにお金をかけるのは嫌だと思っている人、
◆こういう人にはオススメできない:
借り物が大切にできない人、時間がない人、いろんな種類からギターを選びたい人、欲しい商品が決まっている人
◆まとめ:
もっとも気軽で安く、実際弾いて状態を確認できるのがこの方法。
基本的に中古品が回ってくると思う。なので手に入れた後は一度
信頼できる楽器屋さんに持っていくことが必要だと思う。
とりあえず、なんでもいいから安くギターを弾きたいんだ、という人には
いい方法かもしれない。
でも、クラシックが弾きたいのにエレキしかなかったり、
エレキが弾きたいのにクラシックギターしかなかったり、
スチール(鉄弦)が弾きたいのにクラシックギターだったりするかも知れない
(昔お母さんが、姉さんの旦那が…的なシチュエーション、これよくある)
◆上手に買うコツ:
ひとえにあなたの人脈と人格によると思う。
ギターを持っている人を知らなかったらダメだし
ギターを持っている人に好かれていなかったらダメだし
だから日頃から、善行と外交的であることを心がけよう(ってそんなことしないか…)
真剣な話、「キーマン」を見つければ話は早い
自分がギターを持っている人をいっぱい知らなくても良いわけである。
要は「ギターを持っている人達をいっぱい知っている人」が友達にいれば良いのだと思う。
「そんなヤツいないよ」と思うかも知れないけど、よくよく考えてみたり
聞いてみたりしたら、あなたの知り合いの中にも多分、そういう顔の広い人はいると思う。
◆ひとことメモ:
ミュージシャンは自分でリペアーできたり
友達に楽器を持っている人が多かったり(ほとんどみんな持ってるね)
するので、この方法は結構最高だったりする
◆ひとことメモ:
欲しい商品が決まっている人にはオススメできない、と書いたんだけど、
時間があって、行動力がある人なら話は別、オススメできる。
どうするかとういうと、「~~のギターが欲しい。だれか持っている人いない?」
と聞きまくる。ちょっとやりすぎだけど、友人リストに片っ端から連絡する
(こんな頑張るやついないかな?)
◆リサイクルショップ
◆長所:安い、気軽に買える、実際にギターを手に取れる
◆短所:状態はたぶんあまり良くない、商品数が少ない、好みのギターを探すのに時間がかかる
こういう人にはオススメ:目利きが出来るひと、ギターの善し悪しがわかる人、
安く手に入れたい人、のんびり探したい、ちょっとどうでも良いからギターが欲しい人
◆まとめ:
この方法は初心者の方にはおすすめできないなー、というのが正直な意見
安さを求めるにしても、Yahoo オークションの方が安く手に入るだろうし
なんでかって言うと、リサイクルショップにあるギターというのは
言ってしまえば「ギターを楽器屋ではなく、リサイクルショップに売りに行くような人」
が使っていたギターだからだ。
そういう人はあまりギターに対して愛情がないだろう。
だからあまり状態は良くないだろう。
そして、あまりモノは良くないだろうと予想される。
◆上手に買うコツ:よほどオークションが嫌か、すぐ欲しいか、
目利きができるかでないのなら買わない方がよいと思う。
◆ひとことメモ:
でも、リサイクルショップに興味があるという人は近くのリサイクルショップを探して
実際見てみてはどうでしょうか?
あなたのお家の近くのリサイクルショップを探すリンク
◆ひとことメモ:
個人の価値観が大きく反映される話ですし、
いろんな状況が考えられるので、あくまで一般論として参考にしてください